スピードマスタープロフェッショナル紹介

私が20代の頃、同僚がオメガのシーマスターを着けているのを知って「高級腕時計が欲しい！」となってしまい、今まで高級時計など全く興味がなかった自分が猛烈に欲しくなりました。

その当時ロレックスのサブマリーナとオメガのスピードマスターで迷ってました。

その頃は今ほどスイス時計が高騰してなくヨドバシカメラの時計売り場でサブマリーナが￥35万、デイトナが100万くらいでスピードマスターが￥15万くらいだったのを記憶しています。

当時、安月給だった自分が腕時計に￥35万！？

文字盤がかっこいいし安価なオメガのスピードマスタープロフェッショナルに照準を絞ることにしました。

その後、ヨドバシカメラの時計売り場に何度も通いながらも購入する勇気が今一歩足らず、時計のショーケース前を行ったり来たり…。

完全に不審者状態ｗｗ

そんなある日いつものヨドバシカメラの時計売り場に行くと週末限定セールと称して、
なんとスピードマスタープロフェッショナルが￥13万の値札になっているのを発見！！
ついに購入を決意。。。

断腸の思いでクレカ6か月分割払いで無事購入にいたりました。

1965年にNASA認証腕時計を決定するために４つの時計ブランドから宇宙環境で耐えられる時計の提出を求められた。

過酷なテストを唯一クリアしたのがオメガスピードマスターでした。

その後NASA公認時計としてアポロ計画にも使用され1969年7月16日アポロ11号が人類史上初めて月面着陸に成功し、かの有名なアームストロング船長の腕にもスピードマスターが装備されていました。

サイズは42ｍｍクロノグラフというストップウォッチ機能を備えたており手巻き式の機械式腕時計。

手巻きのねじを最大に巻き上げて1日半程度動き続けます。

自分は毎朝会社に出勤する前に巻き上げており、もうかれこれ20年以上ルーティーンにしているので
もう無意識に巻き上げてます。

この手間が愛着が沸くとろでもあるのかな？

プラスチック風防を採用していて宇宙空間で破損した場合ガラスは危険という観点から
プラスチックになっているようです。

最近のスピードマスターはサファイヤガラスとプラスチックが選べるようです。

機械式腕時計はオーバーホール（分解洗浄）を3年～5年周期で出す必要があります。

時計の内部には細かい何百という部品で構成されており摩耗するため油が塗布されていて経年劣化で部品に異常をきたすことがあります。

そこでオーバーホールに出すのですが、メーカー/正規代理店料金￥78,000（税別）です。

￥13万で購入して時計が￥78,000かけてオーバーホール（汗）

アップルウォッチが2個くらい買えそうｗ

と、いうことで。。。

実は23年間一度もオーバーホールに出したことないんです（泣）

故障して動かなくなると10万以上かかるなんてことも聞いたことがあります。

今のところ1日２分の誤差（早まる）でなんとか踏みとどまってんます。

2年くらい前にメルカリでクロムハーツのネックレスや指輪を9万で売却でき、その資金でオーバーホールへ充当しようと思ったのですが何故か車のローンに消えていました。(汗）

当時無理して買ったスピードマスタープロフェッショナルですが23年以上毎日着用し傷だらけになった相棒をこれからも大切に愛用してきたいと思います。

今ではかなり高騰しており全く手の届かない代物になってしまいましたが、これからも大切に着用しながら一緒に時を刻んでいきます。

息子が働くようになったら譲ってもいいかなあ・・・

20年毎日使用した傷だらけのスピードマスタープロフェッショナル